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スタッフインタビュー さくだいらキッズらぼ岩村田教室

    
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スタッフインタビュー さくだいらキッズらぼ岩村田教室

「当たり前の日常」が子どもの成長を支える

分子栄養学 × 保育所訪問 Orthomolecular Medicine × Daycare Support Visits

入社のきっかけや入社前の不安、おやつ作りについて教えてください!

岩村田教室 松野さん

以前幼稚園に勤めていた時に、クラスに発達に特性のあるお子さんがいました。その子と関わる中で、特別な配慮が必要な部分もあるけれど、他の子どもたちと共通していることもあると感じました。そのとき「自分はどうしたらこの子にとって良い接し方や療育ができるのか」と興味を持ったのが最初のきっかけです。その後、夫の仕事で海外に行きました。現地の学校で子どもたちの様子を見る中で、日本で「発達障害かもしれない」と思われることが、海外では普通で良しとされていることが多いと気づきました。帰国後「発達に特性のあるお子さんと触れ合える仕事ができればいいな」と思い、この会社がオープンする際に求人に応募しました。

前職は幼稚園教諭でした。特に不安はありませんでしたが、実際に働いてみると幼稚園で得た技術や知識がここでも活かせると感じました。ただ、療育という視点では幼稚園とは違う視点が必要だと気づきました。作業療法士や経験豊富なスタッフに教えてもらいながら、少しずつ学んでいます。
もともと料理が好きで、調理師免許を持っていました。子どもを持つようになり、食事の大切さを考えるようになったこともあります。この仕事を始めてから分子栄養学を学び、腸の働きや脳への影響など、「食べ物が身体を作る」ことを再確認しました。講習には発達障害の子どもを持つお母さんや、医師免許を持つドクターが多く参加していました。医師でも栄養について学ぶ機会は少ないと知り、「食事が大切だ」と改めて思いました。それならば、おやつを手作りして添加物を減らし、腸に良くないものを省こうと思ったんです。
基本的には毎日おやつを作っています。私が休みの日はおにぎりやお餅、ポップコーンなどを用意してもらっていますね。

子どもによって好きなものが違い、1番を決めるのは難しいですが、米粉パンは人気があります。腸に炎症を起こしやすい小麦粉は避け、クッキーやケーキなどもすべて米粉で作っています。そぼろ丼やキーマカレーも人気です。キーマカレーは野菜をブレンダーで細かくしているので、食べやすくなっています。意外にも味噌汁が人気で、たくさん食べてくれますね。「体に良いから食べなさい」と押し付けるのではなく、「楽しく美味しく食べること」を大切にしています。「さくらぼで手作りのおやつを食べたな」と、いつか思い出してくれたら嬉しいです。食べ物の記憶は残るので、そういった思い出が少しでもできたらいいなと思っています。

入社のきっかけや入社前の不安、保育所訪問について教えてください!

私は元々、作業療法士として最初はリハビリの病院で働いていました。その後、高齢者施設で勤務していましたが、退職して次の職場を探していたんです。学生の時、発達障害の子どもたちの分野で実習を行った経験があり、それがとても楽しかった記憶として残っていました。ただ、子どもに関わる作業療法士の仕事は少なく、その分野に就職する人も限られていました。リハビリ病院では子どものリハビリにも少し携わりましたが、深く学ぶ機会はありませんでした。そんな中、さくらぼの求人を見つけ、ちょうど求職中だったので応募しました。眞島さんとお話をした際、「中高生になっても通える場所を作りたい」という言葉に強く共感し、「自分もこういう分野で働いてみたい」と思い、入社を決めました。

岩村田教室 菊池さん

不安の克服は今もできていない部分がありますが、最初はすごく不安でした。今でも勉強を続けています。いろんな本を読んだり、研修を受けたりして、自己研鑽を意識しています。仕事をする中で、同じ職場のスタッフや子どもたちから教わることが多く、「こうすれば良いんだな」と少しずつ経験として学んでいます。

会社のサポート体制がしっかりして、分からないことがあれば、すぐにみんなで相談したり話し合ったりします。自分が「この対応で良かったのかな」「どうしたら良かったかな」と思った時には、投げかけるとみんながしっかり答えてくれたり、一緒に考えてくれる職場です。「経験がないから不安だな」と思っても、飛び込んでみたらみんなで補い合い、助け合える環境があります。現在、保育園に通うお子さんの支援も松野さんと二人で行っています。定期的にその子の通う保育園に訪問しています。訪問当初は、園の先生たちも戸惑っていました。「その子をどう対応すればいいのか」が分からず、ひとりだけ特別扱いするような状況がありました。でも、定期的に訪問し先生たちと関係を築いていく中で、保育園が変わってきたんです。今では、先生たちが一生懸命その子にとっての良い環境を考えてくれるようになり、お子さんも成長しています。


現在、さくらぼでは小学校への訪問はあまりできていませんが、保育園での経験を活かし、学校や家庭での環境作りをサポートできたらいいなと思っています。保育園の先生と関係を築き上げるのには3年くらいかかりました。最初は先生たちから「何しに来たんだろう」と警戒されている雰囲気がありました。でも、「その子のために一緒に考えていくチームなんだよ」って想いが伝わったんだと思います。3年目に入ると、先生たちが「こうしたらどうかな」と積極的に関わり、自ら考えてくれるようになりました。「子どもたちにとってより良い環境を作る」という想いが先生たちにも伝わり、保育園全体が変わっていったのだと思います。

さくらぼで関われる時間ってすごく少ないと思うんですよね。長期休みは結構関われるけど普段は放課後の数時間だけです。やっぱり子どもたちにとって、一番長く過ごす場は家と学校だから、学校で過ごしやすい環境を作ってあげることがすごく大事だと思います。そこをもうちょっと、さくらぼでサポートしていけたらなと。学校と家庭、子どもたちの環境が少しでもよくなるようにサポートできたらなって、勝手に思っています(笑)

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