SST:仲の良い人/苦手な人と接するときに感じ方の違いって?
みなさんこんにちは!さくだいらキッズらぼ岩村田教室です!
今日の中高生SSTでは「仲の良い人、苦手な人と接するときに感じ方の違い」について行いました!
これはさくらぼの利用児でも、筆者や大人の間でもよく見られることで「同じこと」をしているのに「違う感じ方」をしてしまうことが良くあります。
例えば
Aさんと仲の良いBさんがお友達と大きな声で大きな声でしゃべっていても気にならない、でもAさんとあまり相性が良くないC君がお友達としゃべっていると、たとえBさんより話し声が小さかったとしても「うるさいな」と思ってしまう…などです。
これは子供たちにも説明をしましたが、人によって思うことが違うということは悪い事ではありません。
以前のSSTでも行いましたが「気持ち」は「反射」です。
「これを食べたらおいしいと思おう!」→パク→「おいしい!」
ではなく
パク→「おいしい!」
なんですよね(;^ω^)
ではどうするのか?
大切なのは思った後どう行動するかです!
(うるさいなぁ)⇒「うるさい!」
(うるさいなぁ)⇒「ちょっとだけ静かにしてもらえる?」
(イライラするなぁ)⇒ ものを放り投げる
(イライラするなぁ)⇒ 早く寝よう!おいしい物食べよう!
みたいな感じです!
話は戻りますが、大人になるとなぜそう感じるのか、そう感じた時にどうするのが良いのか
段々とわかって来るものですが、子ども達はまだ上手く感情をコントロールできなかったり、そもそも「相手との関係性によって感じ方が変わる」ということを知らずに、無意識にその子にきつく当たってしまうこともあります。
そうなってしまうと集団生活をする中でトラブルが起きてしまったり、人間関係を築く阻害要因となってしまうことがあるんです。
今回知ってほしかったのは
①「同じことでも自分との関係性によって感じ方が変わってくる」
②「ネガティブなことを思ってしまうのは悪くない。思った後にどう行動するかが大切」
③「その場ですぐに態度に出すのではなく、同じ対応をする。」
④「それによって生じるストレスを我慢しすぎず、別の場所で発散できることを探す」
といったところでしょうか?
みんな真剣に考えてくれているのが伝わってきます!ストレスの解消法では自分ではこれ以上何をしていいかわからないという子に他の子が「こうするといいよ!」とアドバイスをしてくれる場面もありました!
中高生の時間では「スタッフ→子供」だけでなく「子ども⇔子ども」のつながりも大切にしていきたいと思っています♪
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